Blogブログ

Blogブログ

2023.02.08

歯石ができる原因とは?|神奈川区大口の歯医者なら西山歯科

◆歯石とは?


歯石とは、歯に付着した歯垢が石のように硬くなったものです。

歯垢から歯石になるまでには2日程度かかり、歯石になってしまうと歯みがきでは落とすことができません。


また、歯石そのものは歯を溶かす酸や毒素を出しませんが、歯石に汚れが付着しやすいため細菌が繁殖し、歯周病の原因となります。


◆歯石ができるメカニズムは?


歯石は、歯垢が硬くなったものだとわかりました。

そもそも歯垢とはなんでしょうか?


歯垢は、歯の表面についたネバネバしたものです。

口の中の細菌が増殖することでつくられます。


食事をしたりおやつを食べたりすると、水分や糖分などが口の中に残ります。

歯みがきをせず放置しておくと、それらをエサにしている細菌が繁殖し歯垢ができるという仕組みです。


では、なぜ歯垢は硬くなるのでしょうか?

それは、唾液中に含まれるカルシウムと歯垢が結びつき、石灰化が起こるためです。


さらに、歯周病が進むことで歯ぐきから浸出液や血液が出て、それらと結びつくことでも歯石になります。

歯石はもともと歯垢であり、歯垢はもともと細菌の塊です。


酸や毒素を出すような直接的な悪影響はないとしても、細菌なので口の中にあること自体が悪影響といえます。

結果的に歯や歯ぐきにダメージを与えてしまうため、しっかりと除去することが大切です。


◆歯石ができるのを予防するためには?


先ほども触れましたが、歯石は自分で除去することができません。

しかし、歯垢の段階であれば自分で除去することが可能です。


歯石は、一般的に「下の前歯の裏側」「歯と歯ぐきの境目」「上の奥歯の頬側」に付着しやすいといわれています。

とはいえ、人それぞれたまりやすい場所はちがうため、歯科医院で一度歯のクリーニングをした際に、汚れが残りやすい場所を教えてもらうと良いでしょう。


歯垢の段階で汚れをしっかり落としきることで、歯石がない口の状態を保つことができます。

歯垢がたまりやすい場所を意識しながら、日々のセルフケアに力を入れましょう。


また、歯科医院では歯周病や虫歯を治療するだけではなく、予防治療にも力を入れています。

自分では健康な口内環境だと思っていても、プロが見れば汚れがこびりついているということも少なくありません。


セルフケアに加えて定期的な健診を行い、虫歯リスクや歯周病リスク、口臭リスクを軽減しましょう。


◆横浜市神奈川区大口周辺で歯周病治療をお考えなら西山歯科医院へ


なるべく歯石ができる前に歯垢を除去しましょう。

歯周病治療をお考えなら西山歯科医院へご連絡ください。