2023.05.17
歯周病による口臭の原因と対策方法|神奈川区大口の歯医者なら西山歯科
歯周病による口臭の原因と対策方法を解説します。
◆口臭の原因はもしかすると歯周病かも
「もしかして、口臭があるのかも……」とお悩みでも、誰にも相談できずにお困りの方も多いのではないでしょうか。
実は、歯周病も口臭の原因になります。
歯周病が進行すると、歯周ポケットに歯垢や歯石がたまり、歯茎に炎症が起こって歯根膜が破壊され、口臭の原因となる有害な揮発性化合物が発生します。
歯周病による口臭は、揮発性の硫黄化合物が原因であることがほとんどです。
例えば、メチルメルカプタンや硫化水素などが発生することがあります。
そのほか、生ごみが腐ったような臭いが特徴のジメルサルファイドも歯周病で口臭が発生する原因のひとつです。
◆歯周病による口臭かどうかを確かめる方法
歯周病から起こる口臭を確認するために、自分自身でチェックする方法や第三者にチェックしてもらう方法があります。
例えば、未使用の紙コップやビニール袋に息を吹き込み、口臭を確認するのも方法のひとつです。
また、デンタルフロスを使ったあとに、歯と歯の間の臭いをチェックすることもできます。
ただし、自分自身では気づきにくい場合があるため、身近な人に口臭の確認をお願いすると確実でしょう。
◆歯周病による口臭を防ぐために
歯周病を改善すれば、口臭も解消されます。
正しい歯磨きが一番の改善方法です。
やわらかめの歯ブラシを使って、斜め45度の角度で歯と歯茎の間をブラッシングしましょう。
歯ブラシを使用して、小さく動かす程度の微振動を加えながら、炎症部分の歯茎マッサージも行います。
口内細菌の繁殖を防ぐためにも、特に就寝前はしっかりと歯磨きをすることが重要です。
歯周病を治療するためには、歯科医院での診断が必要です。
歯科医院で行う歯周組織検査では、歯垢の付着状態や歯肉からの出血などのほか、歯周ポケットの深さ、歯の動揺度なども調べることができます。
検査で歯周病の進行度を確認すれば、口臭の発生につながる進行度かどうかがわかるので、口臭が気になる方は一度調べてもらうと良いでしょう。
また、歯科医院ではスケーリングやルートプレーニングを行い、歯の汚れを取って表面を滑らかにしてくれます。
歯垢や歯石などは口臭の原因となるので、歯科医院でしっかり除去してもらいましょう。
歯周病が進行してしまった場合は、歯周外科治療が必要な場合もあります。
歯周病の外科的処置としては、フラップ手術や歯周組織再生療法などが代表的な例です。
外科治療が必要かどうかは歯周病の進行度合いによるので、歯科医院で詳しく調べてもらいましょう。
口臭を防ぐためには、歯周病を予防することが重要です。
定期的な歯科検診や毎日の歯磨き、フロスやマウスウォッシュの使用、歯垢や歯石の除去など、適切なケアを行いましょう。
◆横浜市神奈川区大口周辺で歯周病治療をお考えなら西山歯科医院へ
口臭が気になる場合は、歯周病が原因である可能性があるため、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。
歯周病や口臭でお悩みの方は、横浜市神奈川区大口の西山歯科医院までご相談ください。