2023.06.07
深い歯周ポケットの症状と原因とは?|神奈川区大口の歯医者なら西山歯科
深い歯周ポケットの症状と原因とは?
◆歯周ポケットとは?
近年はオーラルケアについて意識が高まってきて、歯ブラシや洗口液など、こだわりを持って選ぶ人も多いのではないでしょうか。
CMなどで「歯周ポケット」という言葉を耳にする機会も増えてきています。
では、歯周ポケットとは何でしょうか。
歯周ポケットは、歯と歯ぐきの境目にある1~2ミリメートルの隙間です。
歯ぐきがポケットのようになっているため、このように呼ばれています。
◆歯周ポケットが深くなる原因とは?
健康な歯ぐきの人の場合は、歯周ポケットが浅くピタッとしています。
一方で歯周病になっている場合は、歯周ポケットが深くなるのが特徴です。
歯周ポケットの深さは、軽度で3ミリメートル、中度で4~5ミリメートル、重度になると6ミリメートル以上となります。
歯の根っこの深さが2センチメートルほどなので、その3分の1が歯周ポケットになるということがいかに危険かおわかりでしょう。
では、なぜ深くなるのでしょうか。
口内には空気に触れることを好む好気性菌と、空気に触れることを嫌がる嫌気性菌の両方がいます。
歯周ポケットの原因となるのは、後者の菌です。
空気に触れたくないため、歯ぐきの奥のほうにはいっていこうと動きます。
結果、菌が奥まで侵入し歯ぐきが腫れて炎症が起き、歯周ポケットが深くなるのです。
◆歯周ポケットが深くなる前にすべきこと
まずは歯周病にならないことが大切です。
そのためには日々のセルフケアがかかせません。
しかし、歯ブラシだけでは歯垢の約6割しか落とせないことをご存じですか?
歯ブラシが届きにくい歯間や歯の裏側などの歯垢を落とすためには、歯間ブラシやフロスなどを併用するのがおすすめです。
それでもセルフケアには限界があります。
定期的にプロに確認してもらうのが良いでしょう。
それでも歯周病になったら、定期健診まで待たずにすぐに歯科医院に相談しましょう。
歯周病菌が歯周ポケットに入り込むと、炎症が起き歯周ポケットが深くなってしまいます。
そのまま放置すると、歯を支える歯槽骨が溶かされて歯がぐらぐらするようになります。
最悪の場合、歯が抜けることも考えられるのです。
自分で歯周ポケットの深さまで確認することは難しいため、歯周病の疑いがあれば、すぐに歯科医院に相談しましょう。
◆横浜市神奈川区大口周辺の歯のお悩みなら西山歯科医院へ
歯周ポケットは、空気に触れることを嫌がる嫌気性菌によって深くなります。
深くなるのを放置すると、歯を失う可能性もあるでしょう。
横浜市神奈川区大口周辺で歯周病にお悩みなら西山歯科医院へご相談ください。