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2023.06.21

歯周ポケットを放置するとどんな影響があるのか?|神奈川区大口の歯医者なら西山歯科

歯周ポケットを放置するとどんな影響があるのか?


◆歯周ポケットとは?


歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの境目にある溝です。

健康な人でも歯周ポケットはありますが、歯周病がひどくなるにつれて深くなっていきます。

歯周ポケットの深さは、歯周病の進行度合いを表しているともいえるのです。


歯周ポケットが深くなると、その分汚れもたまりやすくなります。

たまった汚れをそのままにしておくと、さらに炎症がひどくなり歯周ポケットが深くなるため、悪循環に陥るでしょう。

歯周病に気づいたら、すぐに歯科医院に相談することが大切です。


◆歯周ポケットを放置するとどうなるのか?


歯周ポケットを放置すると、どんどん深くなっていきます。

軽度の場合は、歯周ポケットの深さが3ミリメートルです。

中度は4~5ミリメートル、重度になると6ミリメートル以上になります。


深さが4~5ミリメートルほどでは、冷たい飲み物が歯にしみたり、少し歯がぐらぐらしたりする症状が表れます。

歯ぐきが腫れて歯みがきのときに出血することに加え、膿が出たり歯ぐきが痩せたりするという症状もあるため、気を付けてチェックしておきましょう。


深さが6ミリメートル以上になると、歯ぐきは赤々と腫れ膿も出やすい状態です。

膿は独特の異臭がするので、自分でもすぐにわかるでしょう。

そのまま放置すると、歯槽骨が溶け最悪の場合歯を失うことも考えられます。


◆深くなった歯周ポケットは治るのか?


結論からいうと、深くなった歯周ポケットでも治ります。

しかし、歯周病の進行具合によって治療方法が異なります。

以下で詳しく見ていきましょう。


歯周ポケットの深さが3ミリメートル以下であれば、適切なセルフケアを続けることで改善できます。

丁寧に歯みがきを行い、歯垢を除去しましょう。

歯ブラシだけでは歯垢を落としきれないため、歯間ブラシなどのデンタルフロスを併用するのがおすすめです。


4~5ミリメートルであれば、セルフケアだけでは改善が見込めません。

歯科医院での治療が必要です。

歯石除去を行い、薬剤を使用して歯槽骨や歯根膜の再生を促します。


6ミリメートル以上であれば、上記の治療に加えて外科的治療を行います。

歯ぐきを切開することで、表からは取れない汚れを一気に取り除くことが可能です。

炎症を起こしている組織ごと除去し、歯槽骨や歯根膜を再生させていきます。


◆横浜市神奈川区大口周辺の歯のお悩みなら西山歯科医院へ


歯周病を放置すると、歯周ポケットが深くなります。

歯周ポケットが深くなる前に、早めに治療をはじめましょう。

横浜市神奈川区大口周辺の歯のお悩みなら西山歯科医院へご相談ください。