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2023.06.28

歯周ポケットが深くなりやすい人の特徴とは?|神奈川区大口の歯医者なら西山歯科

歯周ポケットが深くなりやすい人の特徴とは?


◆歯周ポケットとは?


歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間にある溝です。

誰にでもありますが、健康な人ほどキュッとしまっていて隙間が少ないのが特徴です。


逆に、口内環境が悪い人ほど歯周ポケットが深くなる傾向にあります。

そのため、歯周ポケットの深さが歯周病の進行具合を表しているといっても過言ではないのです。


健康な人の歯周ポケットの深さは、1~3ミリメートルほどです。

3ミリメートル程度になると、歯みがきのときに出血を伴うこともあります。


さらに歯周病が進行し、軽度の歯周病になると深さが3~4ミリメートルになります。

中度になると4~6ミリメートル、重度までいくと深さが6ミリメートル以上と深くなっていきます。


◆歯周ポケットが深くなりやすいのはどんな人?


歯周ポケットと歯周病は密接に関係しています。

歯周病がひどくなれば歯周ポケットも深くなるのです。

そのため、歯周病になりやすい人は歯周ポケットが深くなりやすいでしょう。


例えば、歯並びが悪い人や親知らずが生えている人があげられます。

親知らずは一番奥に生えるため、歯ブラシがとどきにくい歯です。


さらに斜めに生えたり半分だけ出ていたりします。

歯並びが整っていないと歯垢がたまりやすいため、歯周ポケットが深くなるでしょう。

歯周病に気づいたら、できるだけ早めに歯科医院に相談しましょう。


◆加齢により歯周ポケットが深くなるわけではない


歯周病になるのは加齢のせいだと思っている人も多いのではないでしょうか。

歯周ポケットの深さを指摘されて、「年だから」と開き直る人もいるでしょう。


ところが、歯周ポケットの深さと加齢は関係ありません。

歯みがきを怠って20代で歯周病になる人もいれば、高齢でも歯周ポケットが浅いきれいな歯ぐきの人がいます。

歯周ポケットが深くなるのは、あくまでも歯周病によるものなのです。


「若いから歯周病にならない」「年をとったから歯周病になった」というような、間違った認識は捨てましょう。

誰でも歯周病になりうるという危機感を持って、口内ケアを行うことが大切です。


ただし、「加齢によって免疫力が低下し、歯周病になりやすくなる」ということはあります。

年齢を重ねると同時に口腔メンテナンスにも力を入れていかなければ、清潔な口内環境は維持できません。

日々のケアと定期健診で、歯周病を防ぎましょう。


◆横浜市神奈川区大口周辺の歯のお悩みなら西山歯科医院へ


歯並びが悪かったり、親知らずがあったりする人は歯周ポケットが深くなりやすいでしょう。

横浜市神奈川区大口周辺の歯のお悩みなら西山歯科医院へご相談ください。